1948-05-18 第2回国会 参議院 司法委員会 第24号 そしてこの騒ぎは結局裁判長の制止によつて鎭まつたが、午後の開廷劈頭に裁判長は今後かかる言動に出でたるときは、退廷を命ずる旨を諭告して、尾津は裁判長に対して陳謝したということであります。即ちかような場合でも尾津は裁判所に対しては極めて柔順でありました。そしてあらゆる調査の結果によりましても、裁判所が尾津の威勢により圧迫を加えられたという事実は認められないのであります。 岸盛一